我が家にはない油―マーガリン

「狂った油」ということで、一時、大変世間を騒がせたトランス脂肪酸。
皆さんは、パンにマーガリンを塗って召し上がりますか?

国によっては、トランス脂肪酸の含有量を表示する義務がある場合もあります。
発がん性があるとも、冠動脈疾患を引き起こすリスクを高めるとも噂されております。
日本では、表示義務も規制もないということで、一部の市民団体からきびしく非難されていました。
トランス脂肪酸は、主に、マーガリンやショートニングに多く含まれています。
トランス脂肪酸についての科学的研究はまだ続けられているようですが、私は、もう、マーガリンはかれこれ20年以上食べていません。
でも、正確には、売られているパンやさくさくした食感の焼き菓子の中には必ずマーガリンやショートニングが使われているので、食べているはずですが、まあ、とりあえず、パン食の時にマーガリンはもう20年以上使っていません。

流行に先立つものですが、20年ほど前に、自然食を心がけている人が身近なところにおりまして、
人間は自然の一部だから、自然に浴して生きるべきなのだ、と説いておられました。
たとえば、人間の歯は穀物をすりつぶす臼歯が全体の8分の5、肉を食いちぎる犬歯は8分の1、野菜や果実などを噛み切る前歯が8分の2。
この割合で、穀物・肉・野菜を摂取したらいいいのだ、と言っておられました。
自然から摂取して、自分も自然に浴する。それに逆らうと、なにかひずみが出たり、病気になったりする―と
なるほど、と思いました。
そして、そのときに、マーガリンやショートニングはトランス脂肪酸と言って、自然にはない形の油なのだと教えていただき、発ガン性なども指摘されている、と早々と伺いました。

まあ、そんなに凝り性ではないのですが、マーガリンがなくても生きていけるなあ…と思い、
それ以降、ぴったりとマーガリンは食べなくなってしまいました。

食事は、理屈でするものではないと思います。
ごく自然に、春には春のものを、夏には夏のもの・・・と
自然が産出する命を頂いて、私たちは命をつないていくものですよね。
それが、今はまったく見えなくなってしまっています。
加工されつくして、どこか切れてしまったり、ゆがんでしまったり。
自然に属する人間であること。
覚えておきたいなあ、と思います。

ってなわけで、マーガリンは随分、食べていません。

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